摂食嚥下〜咽頭期〜

【食塊が気道へ入らないように食道入口部へ誘導】 【一回の嚥下で残らず全て食道に送り込む】(咽頭の絞り出し) key word:喉頭挙上 喉頭ってどこ? 喉頭って聞いて、口腔機関のどこの部分か分からなかったので図で表記 喉…

摂食嚥下〜口腔期〜

【食塊を咽頭に移送するまで】 上記の図の様に、咽頭は鼻腔・口腔・喉頭腔・食道腔の四つの腔と接している。 準備期で形成した食塊を咽頭に運ぶために鼻腔と口腔を塞ぐ必要がある。 それを担うのが舌・頬・口唇・上下顎・硬、軟口蓋・…

摂食嚥下〜準備期〜

【口に取り込んで、咀嚼するまでの過程】 咀嚼とは? 食べ物を歯や舌を用いて粉砕し、唾液と混ぜて嚥下・消化しやすい状態に食塊形成すること。 この咀嚼を行うためには口腔内の環境が大切となる。 歯の状態(虫歯や入れ歯の状態) …

摂食嚥下〜先行期(認知期)〜

【食べ物を認識し、口腔に取り込むまでの行動】 食べ物を認識するのは脳! 僕たちが目の前に出されたものを食べ物か否かだと判断するには大脳皮質が大きく関わってくる。 これを食物認知と呼ぶ。   目の前のものが食べ物…

摂食嚥下のメカニズム

食事とは、食事を認識することから始まり道具を用いて口に運び口の中で咀嚼してごっくんの吞み込むことである。 摂食と嚥下の違い? 摂食:食事を摂ること。食べる行為そのものを指す 嚥下:食べ物を飲みこむ動作のこと。 嚥下は摂食…

“食べる”という事

食べるという行為には人間にとって3つの意味があるという考え方 ①生命の維持と活動のため(生物学的) ②嗜好・楽しみとしての食事 ③食を通じてのコミュニケーション 僕らが当たり前のように行っている毎日の食事。。。 生物とし…

理学療法士でも摂食嚥下の知識が必要な理由

①介護領域の現場で言語聴覚士が少ない 介護領域での言語聴覚士の就職状況の中で、福祉領域は全体の7.5%とのこと。。。つまり訪問の現場で言語聴覚士が居ないことが多い。 嚥下障害があっても専門的に評価・治療ができるスタッフが…

私のリハビリテーション道

経験として分かったことは、 理学療法士だけではクライエントを救うことは出来ないのだと。 そもそも人を救うなんて上から目線でいる限り人なんて救えないだろう。   個人としてのリハビリテーションの道の先は ジェネラ…